はじめに
この記事の続きです。
今回は、僕がアジア3カ国を10日間かけて周遊したときの4日目の日記を公開します。
かなり正直に感想を書いているところもあるので、あくまで一個人の意見として捉えてください。
日記の内容
午前4時50分にアラームで目が覚めた。そろそろ飛行機のチェックインが始まっている時間なので、カウンターへ向かう。チケットをもらい、荷物検査を受け、パスポートチェックを受けて、制限エリア内へ。乗り込み時間を少し過ぎた頃、乗り込みのアナウンスが始まった。が、何を言っているのか全然聞き取れなかった。おそらく最初の方はプライオリティの人たちだと思い、少し待ってからゲートへ行った。スロープを下って行くと、外へ出た。そこからバスに乗って飛行機まで移動した。飛行機に乗ってからイミグレーションカードと税関申請書を書き、少し寝た。軽食が配られたタイミングで起き、それを食べた。チーズ入りはんぺんの春巻きのめちゃくちゃ太いバージョンみたいな食べ物だった。カンボジア(シェムリアップ)に到着後、入国審査を済ませて、ホテルまでトゥクトゥクに乗る。eビザを事前に取得しておいたおかげでアライバルビザを取る手間なく入国できた。カンボジアのトゥクトゥクは、運転手と荷台が完全に分かれているスタイルらしい。

飛行機が駐機してある場所までバスで移動し、そのまま乗り込むスタイルだった。

カンボジアのトゥクトゥク。この運転手さんにアンコールワットも連れて行ってもらった。
ホテルに着いたがチェックイン時間がまだだったため、ひとまず荷物を受付に預けて(といっても、どこかにしまうわけではなく、荷物がまとめて置いてあるところに一緒に置かれるだけ)、周辺を散策。オールドマーケットをひと通り見てみた。タイでもそうだったが、店員はもれなくスマホを触っていて、無関心。こちらが物を見始めると、いま初めて気づいたかのように押し売りが始まる。ホテルへ戻る途中でスーパーに寄り、水を購入。物価は日本とあまり変わらない気がする。ホテルへのトゥクトゥクの運転手が18ドルでアンコールワットに連れて行ってくれると言ってきたので、スモールコースで15ドルまで値引き。だいたい相場くらいなはず。11時からアンコールワットに向けて出発。最初にチケット売り場に寄って、37ドルの1日入場券を購入。高い。せめて20ドルくらいにしてほしい。次にアンコールワットを見学。でかい。広い。暑い。トゥクトゥクの運転手がアンコールワットに向かう途中で1.5Lの水を買ってくれた理由がわかった。アンコールワットの敷地内に屋台のようなところがあったが、明らかにぼったくりなので何も買わず。かなりしんどかったのでトゥクトゥクに戻り、次の場所に連れてってもらう。の前に、ご飯を食べられるところに連れて行ってくれた、というよりは連れて行かれた。ちょうどお腹が空いていたので許容。入り口でまだ年長くらいの子どもたちが缶バッジを売ってきた。が、買わなかった。着席後、メニューをひと通り見てみたが、案の定外国人価格だった。肉と目玉焼きと米がのったプレートを頼んでみたが、意外と量が多くて、おいしくて満足。日本だったらたしかに7ドルするなあと思った。

アンコールワットの中から入口の方をみた景色。

メニュー名はわからないが、おいしかった。缶バッジ買ってあげられなくてごめんよ。
その後は大きな木があるところと、石の寺に行った。観光するためには、暑い中、段差を上り下りしながら歩き続けなければならないので、かなりしんどい。トゥクトゥクの運転手に何度もAre you OK?と聞かれた。シェムリアップでの遺跡観光は、自分でバイクを運転する以外、トゥクトゥクに連れ回してもらうの一択みたいなものだが、アンコールワット関連で働いてる人全員で協力して何とか金を落とさせようとする気持ちが透けて見えて、複雑な気持ちになった。石の寺を見終わった後はホテルへ。どこもそうだったが、セキュリティの人が何人も遺跡の中にいて厳重そうな雰囲気がある割には、ほぼ全員が座っていて、しかも動画を見ている人が半分くらいいた。ホテルへは午後4時少し過ぎについた。トゥクトゥクの代金を支払う時に小さいお金がないと言われ(トゥクトゥクの運転手たちの常套手段で、これで約束よりも多く払う羽目になる観光客がたくさんいる)、少し焦ったが、リエル(カンボジアではアメリカドルと、リエルの2つの通貨を使っている)をたくさん持っていたので、アメリカドル10ドルに加えて、5ドル分のリエルを渡して解決。運転手は明らかに残念そうにしていた。これまでカンボジアで支払いをしてわかったのは、10ドル以下はリエルで払うということだ。すごく面倒だし、仮におつりをちょろまかされてもすぐには気がつけない点がすごく不安だ。調べたところによると、偽札が出回っていたり、そもそも10ドル紙幣や20ドル紙幣のような高額紙幣は受け取ってもらえないこともあるらしい。

こんな感じに建物を巻き込んで生えている木がいくつもあった。

ラピュタ感がすごい。
ホテルにチェックインして、部屋の中へ。スマホの充電がなくなってきたので、ベッドスペースに備え付けのコンセントで充電しようとしたが、できない。フロントに事情を説明したらエンジニアが来てくれることになったのだが、果たしていつ来るのだろうか…。フロントの人がエンジニアの人に電話をかけてから5〜10分ほどして、エンジニアの人が来てくれた。意外にも早かった。なんとか直そうと配線を見直したりソケットを外して確認したりしてくれたが、直らなかったため、ベッドの場所を変更してもらった。変更後のベッドでは無事に充電できた。エンジニアの人の対応は良かったが、フロントの人の対応はいかにも面倒くさそうで、日本との違いを感じた。また、カーテンがベッドの長さの半分しかなかったり、そもそもカーテンがないベッドがあったりと、今回のホテルはかなりオープン。お腹は空いていないので夜ご飯は抜いて、その分明日の昼に豪華なものでも食べようかな。とりあえず近くのスーパーで1.5Lの水を買い、ホテルに戻る。今日も今日とてシャワーのついでに服を洗う。今日のホテルは個人ごとに洗濯物を干すためのスペースがあったので、そこに洗濯物を干す。あとは明日の朝までに乾いていることを願う。歯を磨き、8時半ごろにはもう寝るだけになった。明日は、もともとの予定では水上村に行こうと考えていたが、今日の遺跡観光の一体感をもう一度感じたくはないので、もう少し悩むことにする。
おわりに
ここまでお読みいただきありがとうございました!
5日目の日記もぜひご覧ください。


